◆サッカーいい話


◆ジュニアサッカーFHYAA&部活の話◆


息子が幼少から現在までサッカチームにいる。


そこでアメリカで少年時代を過ごしたタリーズコーヒーの松田公太さんの著書の一部をご紹介したい。すごくいいことをおっしゃっておられる。

日本で部活動というと、たとえば一度野球部に入ったらそれをやり続けなくてはならないという無言のプレッシャーがあります。
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途中で「自分には野球は向かない」と脱落したい人は負い目を感じ、体育会系の部活動そのものも苦手意識を持ってしまう場合もあり、それはとてももったいない。

一方、アメリカの中学、高校では1年で3種類の部活を経験できます。
たとえば、秋はサッカー、アメフト、陸上。
冬にはバスケ、アイスホッケー、レスリング。そして春には野球、テニス、ラクロス、などといった具合に、さまざまな競技を経験しながら自分に合ったものを最終的に選んでいきます。

そして、「自分にはアメフトだ。将来はNFLで活躍したい!」という人も、冬にあえてレスリングで上半身を鍛え、春にはラクロスでボールセンスを磨くこともできる。

さまざまなスポーツをこなすことによって柔軟な筋肉が育つだけでなく「ディフェンスのあいだをすり抜けるこのラクロスの動きは、アメフトでも応用できるのでは」などと、ひとつのスポーツをやり続けていたのではわからない「気づき」も得られます。

たとえば、日米親善高校野球やアンダーエイジの試合では若い日本チームが勝つことが多いのに、彼らが大人になるとなぜかメジャーリーグに及ばなくなってしまう。
一部の日本人の活躍はありますが、全体としてメジャーリーグに及ばないその理由は、体格の違いだけではないと思います。

日本の野球選手は、多くの場合、地域の野球チームから始まり、中、高、人によっては大学と、いわば野球を「詰め込まれて」いる。

一方のメジャーリーガ―は、さまざまなスポーツを経験してる選手が多く、プロになったあとも「のびしろ」がある。

それが大きな理由のひとつだと私は思っています。

大切なのは「期限を設定する」ということです。

息子のサッカーシーズンは11月を迎えた今、昨日終わりを迎えました。
これが終わるとバスケに始まり、それが終わると野球のシーズンが始まるのです。
但し、アメリカはジム、体育の時間なんていうのは日本の体育の時間のようなちゃんとしたプログラムなんてないのです。

そのためすべて親は、独自にボランティアなどの団体をみつけ出し、だいたい半年前にレジストレーションしなければなりません。

いずれにしても中学生や高校生にとってこの三ヶ月は「集中して懸命にやる」期間としては程よいのかもしれません。

言いたいのは、一度ここで 「やめてみる」 という期限を決めれば、人はぐっとその成長速度を上げるのです・・ということです。


 
◆「将来の夢」

ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。

世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。

だから、今、ぼくはガンバッている。

今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。...


そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。

Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。

そしてレギュラーになって10番で活躍します。

一年間の給料は40億円はほしいです。

プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。

一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。

セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。

ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。

この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。


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これは、サッカーの本田 圭佑選手が書いた小学校6年生の時の作文です。

昨日のゴールはシビレましたね。

やはり、一流選手はこうやってあたかも達成したように夢を書くんですね。
 
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サッカーが下手なヤツラにとっての希望の星

※とあるインタビューの内容です。


 なんつったってオレは周知の通り超のつくド下手だからな。それこそアンドレア(・ピルロ)みたいに上手いなら話は別だが、そうじゃないオレはもう走るしかない。人の2、3倍なんてレベルじゃないぜ。...


 技術だけなら精々セリエCの水準でしかないオレがAに辿り着くにはだな、それこそ少なくとも人の10倍は走る必要があったんだよ。マジで。そうでなけりゃこの超ド級に下手なオレがあの名門ミランに入って、イタリアを制して、CLにも勝って、挙げ句にW杯まで勝っちまうなんて、奇跡は絶対にあり得なかったよ。



「ド下手がジダンに立ち向かう術とは?」

「とにかく、グラスゴーでの1年(97/98シーズン)は何物にも代え難い経験だった。そのときの魂は遂に引退まで僅かさえも霞まなかったしな。

 要するに、強靭な意志さえあれば誰だって目指す場所に辿り着ける。大切なのは、徹底して勇猛に戦い抜くこと。スピリットさえ持ってりゃぁ“タマ際に弱い”選手にはなり得ないわけよ。

 競り合う相手が2メートルの化け物みたいな体躯の野郎でもオレは負けなかったし、むしろぶっ飛ばしていただろ? つまり、強靭な意志なくして“メディアーノ”は絶対に務まらないんだな。

 でも、激しく走り続けたせいで、さすがのオレも身体はもうボロボロになっちまった……。一方で、我が盟友・アンドレアの野郎は35でも、まだ優雅に軽やかにプレーしてやがる。うらやましい限りだよ(笑)」



「つまり、君が考えるボランチに必要な技術的な要素とは?」


「気合い。これだけさ(笑)。このガットゥーゾが相手にしてきたのはジダンであり、CR7(クリスティアーノ・ロナウド)であり、あるいはロナウジーニョ、メッシだぜ。まともに渡り合える相手じゃないだろ?

 しかも、何遍も繰り返すが、喋ってんのはド下手なガットゥーゾだぜ。そんなヤツが対ジダンに一体どう立ち向かってくか。そりゃぁ、気合いしかねぇってことになるんだよ(笑)。

 ミラン時代のこと。あのアンドレア(・ピルロ)と一緒に練習する度に思ってたんだよ。“こいつの巧さはマジでヤバいぜ”と。さっきも言った通り、そんな超一流のヤツらとの差を埋める手段でオレが持っているのはただひとつしかないとね(笑)」

【“気合い”。闘犬らしい表現でボランチの哲学を語ったガットゥーゾ。】


『サッカーが下手なヤツラにとっての希望の星』なんだぜ、と(笑)。こんなにも下手なオレがW杯を獲れたんだ。そこら辺でボール蹴っている世界中のヤツらにも可能性があるってことだからな」

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本当にかっこいい選手だと思いました。

実際彼のプレーは熱いものが多く
多くの味方の選手を鼓舞して来たと言われます。

【気合い】や根性で世界と闘う彼の姿は
本当に希望の星となったと思います。


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